みなさんは家探しをする時にどんなことにポイントをおきますか?
きれいな新築がいい!とか駅近で会社に通いやすいほうがいい!あるいは実家に近い所で家を探したい!価格が○○○〇万円以下!間取りは・・・上げだしたらきりがないかも知れません。
しかし、日本の不動産事情を考えながら家探しをしないと大きな損をする可能性があります。
最近はコロナの影響もあり雇用が不安定な時代になりつつあります。万が一、リストラにあい、住宅ローンが返せないなんて事態にもなりかねません。
将来的に家を手放さないといけなくなった場合、家の資産価値がローンの残債以上に目減りしていて、売りたくても売れないなんて状況になれば目も当てられません。
不動産を購入して破綻する一番の原因は物件の資産価値が下がりすぎたことです。
本来、購入した時の価格が適正であれば売るときにもローンの残債程度の価値があるはずなので問題ありません。
だから、資産価値が落ちないことが非常に重要です。
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多くの人が新築への憧れから、理想の土地探しをやってはいるものの中々見つからずに疲弊してしまう。こんなお客様が非常に増えています。不動産屋に、「あなたなの予算ではこの立地でこの間取りの家しか建てらないですよ」と言われて妥協してしょうがなく住んでいる。
念願の新築に住んだはずなのに、これでは快適な住まいと言えませんよね。新築だけが本当に安心、安全で快適な住まいになるのでしょうか?
私はそうは思いません。
快適な住まいは中古物件でも実現でき、そして、中古物件は資産価値が下がりにくいのです。
では資産価値が下がりやすい、下がりにくい物件はどのように見極めればいいのでしょうか?
資産価値が下がりやすい物件とは?
新築物件は購入した瞬間から資産価値は目減りすると聞いたことはあると思います。
日本においては新築物件はよほどの立地ではない限り資産価値は購入した時よりも下がります。
では、中古物件などではどのような物件の資産価値が下がりやすいのでしょうか。
売主が不動産業者の中古物件は割高!
最近は土地の値段が高くなってきているので不動産業者が新築用地として買えるほど、安く買える物件が少なくなっています。ですから、中古住宅をリフォームして売主として販売するケースも増えてきました。しかしながら、不動産業者が売主となる場合はリフォームしてから販売します。一般の方は綺麗になった家を見たから決断できるので人気があります。
しかし、ここに問題があります。なぜなら、中古住宅の値段+リフォームの金額以外に不動産業者の利益が余分に乗るからです。
この理由から不動産業者が売主となる中古物件は利益分が高くなっているため、資産価値が下がりやすいと言えます。
1981年(昭和56年)以前のマンションはおすすめできない
建築基準法の耐震基準が見直されたのが1981年(昭和56年)6月1日になります。これ以前の建物はいわゆる旧耐震基準ということになります。旧耐震の建物は構造的に弱いためおすすめできません。
地盤が悪い場所
いかに建物が良くても、地盤が悪い物件は再販価格が低くなるケースがよくあります。
液状化のリスクや浸水の可能性の高い場所でないかなど地盤をチェックすることは非常に重要です。
管理の悪いマンション
「マンションは管理を買え」と言われるほど重要な要素です。管理の悪いマンションはおすすめしません。
資産が下がりにくい物件とは?
一口に資産価値が下がりにくい物件と言ってもどうやって見極めるのでしょうか?
中古物件の方がは資産価値が下がりにくい
みなさんが家探しをする場合、ほとんどの方がきれいな新築住宅の情報を検索されると思います。確かに保証もしっかりついているし、設備も新しくきれいで住みやすいというお気持ちはよくわかります。しかし、よく考えて下さい。不動産業者が土地を仕入れて古家を潰して、建物を建てて、そこに利益をのせて販売します。
確かに一昔前は建売の新築住宅は値ごろ感がありました、しかし、今はどこの不動産会社も高く土地を仕入れていますし、建築費も以前よりも上がっています。どの会社の新築住宅も高くなっています。
不動産は築15年までは値段が下がり続けますが、それ以降はさほど下がらなくなります。
逆に言えば築15年程度の家が一番、資産価値が下がりにくいと言えます。
利便性のよいエリア
住んでいる方には申し訳ありませんが、昔に分譲されたエリアで1軒の住宅が1億円以上したエリアがあります。しかし、今では都心から遠く、安値でないと取引されない物件があります。
地下鉄沿線や阪急沿線などからのアクセスのよい物件は購入時も高いですが、年数がたっても値下がりリスクは非常に低いです。
オススメする不動産の賢い買い方
私がおすすめする家の購入方法は、質の良い中古住宅を買ってから、適正な値段で工事をしてくれる工事業者にリフォームをしてもらうことです。
このやり方だと中古住宅を購入するリスクは下がりますし、自分の好みのリフォームができて、なおかつ経済的です。
この住宅に瑕疵保険を付ければ住んでからも万が一の場合は保険で修理ができますので安心がプラスできますし、売ることを考えた場合も思った以上に安くしか売れないというリスクも低減できます。
グラン・ワンでは瑕疵保険を中古住宅の購入時に無料でお付けすることができます。
また、中古住宅は、不具合があったら割高になるし不安だ…とお考えのお客様には、ホームインスペスクション(住宅調査)なども行い、中古物件でも安心、安全に長く住んでいただける住まいの提供のサポートをさせていただきます。
住まいは、安心、安全に快適に過ごせることが一番です。
新築だけが選択肢ではなく中古物件でも価値ある物件は沢山あります。
安心、安全で快適に長く住める不動産をお探しの方はぜひご相談ください。
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