当社は建築の知識を持った不動産会社です。

みなさんこんにちは。

京都で家を買いたい人の為に、住宅診断(ホームインスペクション)や瑕疵保険を紹介する不動産業者グラン・ワン株式会社の小管(こすが)です。

グラン・ワン株式会社がどのような会社なのかを知って頂くために、代表である私、小管がどのような経歴なのかをお話します。

グラン・ワン株式会社立ち上げまでの私の経歴

私がグラン・ワンを立ち上げるまでの経歴

1990年  3月   関西大学工学部電子工学科卒業
1990年  4月     株式会社大林組      入社
1993年  9月   株式会社大林組       退社
1993年10月   株式会社小管工務店 入社
2002年10月   株式会社小管工務店 退社                                                                                    2003年  4月   株式会社ゼロ・コーポレーション入社
2018年  3月   株式会社ゼロ・コーポレーション退社
2018年  6月   グラン・ワン株式会社 設立

取得資格:

  • 宅地建物取引士
  • 二級建築士
  • 公認不動産コンサルティングマスター
  • ホームインスペクター

 

小管です

大学は電子工学でしたが、将来、父の会社を継ぐことを考えていたので、建築の経験ができると考えて大林組に入社させてもらいました。しかし、この会社は大きすぎて細かい仕事を学ぶことができませんでした。

その後は、父の会社に入社しました。ここでは現場監督として働いてきたのでこの時の建築の経験が大きいと思います。しかし、不況のあおりで会社自体が倒産してしまいました。

次は不動産のことが学びたくて、京都で大手だったゼロ・コーポレーションにお世話になりました。この会社では土地の仕入れから建物の企画まですべてに関わることができたので、非常に不動産の勉強になりました。

不動産業界は本当に閉鎖的な業界です。

閉鎖的な業界です。

この業界に長くいて感じたのは本当に閉鎖的な業界だということでした。

私が最後にお世話になったゼロ・コーポレーションは主に土地を仕入れて、古家を壊し、新築住宅を建てて販売することがメインの業務でした。

ご存知の方もおられると思いますが、新築住宅を販売するのはほぼ宅建業者(不動産業者)です。これは売主が不動産業者ということなので、売主に直接その物件を買いに行くと売主(不動産業者)を買主(一般消費者)の取引になるので、仲介手数料は不要になります。

しかし、なんと全体の取引の30%以上は仲介業者を通じて取引が行われていました。分かりやすく言うとスーパーに行けば普通に野菜が買えるのにわざわざ買い物代行業者に手数料を支払って、買いに行っているようなものです。

売主が一般消費者ならは仲介業は納得いきますが、売主が不動産業者で仲介手数料が必要でないものにわざわざ高い手数料を支払って買わせる業界なのです。

一般の方の無知さにも驚きましたが、これが普通にまかり通っている業界にすごく違和感を感じました。

もう一点はほとんどの仲介業者は一般消費者に不利な仕事を平気で行っているということでした。これは大手ほどお悪質なケースが多いと感じます。

特に多いのが物件の囲い込みです。

不動産の大手の囲い込みに関しての記事はダイヤモンド不動産研究所の記事が参考になりますのでこちらを見て下さい。

「大手不動産仲介は「囲い込み」が蔓延?!住友不動産販売の「両手比率」は、62.75%!不動産売却時は「両手比率」が高い会社に注意を 【2018年最新データ】」

一般消費者にもっと有益な不動産業者が必要なのではないか?

有益な情報

不動産業界というとすごくグレーなイメージを持っている方おられます。確かに昔は黄色いシャツを着たパンチパーマのおっちゃんも結構いましたので、そのイメージは分からなくはありません。しかし、最近でこそクールビズと言われてノーネクタイの営業も増えてきましたが、基本的にはスーツで営業をしています。

しかし、格好だけでやっていることはかなり、グレーです。基本的にどの営業マンも多かれ少なかれ会社からノルマを持たされています。やはり不動産が売れなければ会社は成り立ちません。だから、売る事しか考えていないのです。

面倒で手間のかかるお客さんは「ややこしい客だ」と接客を嫌がります。仲介業務は成功報酬制なので契約が取れないとお金になりません。手間のかかるお客さんは時間ばかりかかって買ってくれない客だと考えています。

しかし、一生で一回、買うか買わないか、しかも多くの人は銀行から年収の何倍もの借金をして不動産を買うのです。真剣に物件選びをするのは当然だと思います。だから、仲介手数料もかなりの額を支払うのです。

しかも、不動産業者は建築の知識がほとんどありません。

中古住宅を買うときに建築の素人と家選びをしているのです。

購入してから雨漏れや白蟻の被害などが見つかったら、住宅価格以外に余分なリフォーム費用が発生する可能性だってあります。

そんなときのために瑕疵保険があるのですが、そんなことも良くし知らない営業マンが本当に沢山います。

お客さんに聞かれて慌てて調べたなんてことはよく聞く話です。

私は、このような不動産業者が多く、お客様が無知なのをいいことに自分たちが儲かればいい!と言うような業界のアタリマエから脱却し、少しでも不動産を買いたい方の頼りになればと考えて仕事をしています。

不動産を買ったことのない方が素人なのは当たり前の話です。分からないことや疑問に思うことは何でもご質問下さい。