京都で家を買いたい人の為に、住宅診断(ホームインスペクション)や瑕疵保険を紹介する不動産業者グラン・ワン株式会社の小管(こすが)です。
「夢のマイホーム」なんて言葉は、今でこそあまり使われなくなりましたが一昔前はマイホームを持つことが一つのステータスのようなものでした。
結婚して家族を持てば家族を守るための城を構えるとでも言いましょうか!持ち家はは昔ほどは多くありませんが、住宅のクオリティや住む場所にもよりますが、4人家族がゆったりと過ごせる家に住もうと思うと、やはりローンを組んでマイホームを購入したほうが月々の支払いの方がお家賃よりも安いことが多いです。
しかしながら、持ち家を購入する場合、大きな借金をする方がほとんどなので心理的負担を感じる方もおられると思います。ましてや雇用が不安定な現代社会において、このマイホーム購入に失敗すると将来的に大きな損失を被る可能性があります。
将来、破綻しないためにどのような点に注意して住まい探しをすればいいのかをお話したいと思います。
住宅ローンが払えなくなる原因はどういったものが多いのか?

住宅ローンで破綻するケースとは?
ケガや病気による就業不能
住宅ローンが支払えなくなる方の年齢で最も多いのが50~60歳だと言われていますが、ケガや病気で働けなくなるというケースが結構あります。若い年齢の方に比べるとどうしても病気になる確率が高くなるためこの年齢層の破綻が多くなる傾向になります。
ボーナス併用返済を利用した返済には無理がある
月々の支払いを少なくするためにボーナス併用型の返済を利用される場合がありますが、この返済方法は非常にリスクがあります。そもそも、月々の支払いが苦しくなるほどの借入をすること自体、当初の計画に無理があります。借入が多い場合は購入する物件金額を見直す必要があります。
離婚による返済不能
離婚による弊害は考えている以上に大きいと言えます。特に、ご主人の収入だけでは購入が難しい場合、奥様が勤めている場合には収入を合わせて住宅ローンを借りるというケースはもしもの時のリスクが非常に高いと言えます。
お二人の収入を合わせて返済している場合に離婚することになれば当然、どちらかの返済がなくなります。住まいも別々になり、住宅ローンの返済に加えて、家賃も発生してきます。所帯が別になれば当然ですが家計も2倍近くに増えます。養育費を支払う必要の考えなくてはなりません。
このように一つの家庭が離婚によって分断されるとかかる家計が飛躍的に増えます。
住宅ローンの借入年数が長いことによる破綻
住宅ローンの完済年齢(支払いが終わる年齢)が70歳以上になると破綻のリスクが上がります。定年後に収入が減っているのにも関わらず、住宅ローンの返済があればどうしても家計が苦しくなります。理想を言えば退職金で住宅ローンが完済できることがベストです。
住宅ローンの返済が出来なくなれば破綻しなくてはならないのか?
かなり厳しいことを書きましたので「住宅ローンが返済できないリスクがあるのなら不動産なんて怖くて買えないのではないのか?」と思われた方が多いのではないでしょうか?
しかしながら、決してそうではありません。私が言いたいのは家を買う場合は将来、住宅ローンが支払えなくなった場合でも破綻しなくてもいいような物件選びをして下さいと言いたいのです。
日本人は海外に比べて新築思考が高いのでどうしても収入以上の不動産を買う傾向にあると思っています。しかし、このような不安定な時代には快適性と安定性のある買い物をすべきだと思います。
では、マイホーム選びにはどのような点に注意すれば良いのでしょうか?
将来的に不安のない住宅選びとはどうのような点に注意すれば良いのか?

家選びで注すべきこととは?
将来的に破綻しないために一番大切なことは、「値下がりしにくい家を選ぶ」ということです。将来的に住宅ローンが支払えなくなるということは誰にでも起こりうる可能性があります。万が一、そうなったときにマイホームを手放すことで住宅ローンが完済できればいいのです。破綻する一番の原因は自宅を売却してもローンが残ってしまうという状況です。
もし、あなたが購入した不動産が10年後に同じ金額で売れれば住宅ローンが返済できなくなっても破綻することはありません。
実際、20年位前に新築分譲されていた京都市内のマンションなどは買った金額よりも1000万円ほど高く売れるケースもありました。
では、どのような点に注意して不動産選びをすれば良いのでしょうか?
希少性のある物件を購入する
人気のある小学校区や駅から徒歩圏の立地にある物件であるとか、誰もが欲しがるような立地です。当然価格は高くなりますがレクサスと同じで買値は高いですが売値も高いので、将来的な値下がりはしにくいと言えます。
マンションの例ですが幻冬舎GOLDオンラインに【京都市内で「マンションの資産価値」の落ちにくい街と】という記事がありましたので興味のある方は読んでみて下さい。ちなみに当社は京阪沿線の神宮丸太町駅に近いのですが希少性の高いエリアになっており気を良くしています。
しかしながら、このような立地となると高額な物件しかありませんので買える方も限られてくると思いますが資金に余裕のある方は検討してみて下さい。
年数が一定期間経過した中古物件
当然ですが新築よりも中古の方が価格が安く買えます。新築当初から建物の価値は下がり続けますが、15年程度経過すると建物価格が下げ止まります。理由としては建物の価値がほぼゼロになります。もちろん、建物のメンテナンスの程度や立地などにも左右されますが、築15年程度の中古物件はお買い得です。
しかしながら、一般の方が内覧してもどの程度リフォームが必要なのか?そもそも構造的な部分に問題がないのか?どこをポイントに見れば良いのかなど検討もつかないと思います。
中古住宅を購入前にホームインスペクションをすることが大切です。インスペクションに付け加えて既存住宅瑕疵保険に加入することで、入居後のもしもの時の備えができます。
参照記事:中古物件購入後のトラブル時に救世主?「既存住宅瑕疵保険」ってなに?
参照記事:ホームインスペクションって何?
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グラン・ワンではお客様の安心、安全を考えて、「買ってよかった
お客様が知らずに損をしてしまうこともあります。
購入後にトラブルに遭わないうよに、物件の検査(インスペクショ
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