コロナウイルスで変わる家選び?

最近はコロナウイルスの影響で世間は大変なことになっていますね!

お客様とお話していても会社の指示で自宅待機になっているので長時間、自宅におらるケースが多いように感じます。

テレビでもこの手の話はよく報道されているので皆さんもよくご存知だと思います。

最近、テレビでリモートワークという言葉を耳にしますがまさにこのコロナウイルスの影響で自宅で仕事をするというスタイルが注目されつつあります。

実際、企業側としてもリモートワークを導入してみたいけど会社に出勤せずに仕事をさせるというスタイルには抵抗感があったように感じます。

特に経営陣はご年配の方が多いのでその意識はより強いのではないかと思います。

しかし、今回のような状況になると否が応でもリモートワークという働き方を意識せずにはいられなくなりました。

実際、ネットの記事などを見ていても意外とこの働き方ってありなの的な意見も多く目にします。

今回はこういった流れから実際、家を買う際に家選びの基準って変わって来るのではないかという視点でお話したいと思います。

まず、このリモートワークという働き方が主流になった場合、生活スタイルが道のように変化してゆくかを考えてみたいと思います。

リモートワークのメリットと住まいの選び方

リモートワークで生活スタイルがガラッと変わる?

まず、リモートワークのメリットを考えてみたいと思います。

  1. 無駄な時間が少なくなる、仕事の効率が上がる
  2. 自分のスタイルで仕事ができる
  3. 地域を限定せずに優秀な人材が確保できる
  4. 駅近に住む必要性が薄れる
  5. 子供と過ごせる時間が増える

①無駄な時間が少なくなる、仕事の効率が上がる

リモートワークは仕事の効率が上がる

当然のことですが会社に行かないわけですから無駄な時間が減ります。

通勤時間は当然のことながら、会社にいるとどうしても顔を突き合わせての打ち合わせになる事が多く、会議などは無駄の典型例だと言えるかもしれません。

確かに顔を見て話をすると分かりやすい、間違いが減らせるという効果があることは否めませんが雑談のような話も多く、上司との打ち合わせで用件だけなら10分で済むのにそれ以外の話が30分なんて経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

このように時間のロスと効率のバランスを考えると疑問が残ります。

また、自宅にいる時間が長くなりますので立地が良いというより快適に住めるかという視点も大切になってきます。

少し、郊外でも庭があるほうが落ち着くかもしれませんし、広めの土地で平屋を検討するという選択肢も考えられます。

②自分のスタイルで仕事ができる

自分のスキルを磨くことが大切

日本で仕事をする環境を考えると現状は女性にとって非常に働きにくいと言わざるを得ません。

子供も送り迎え、夕食の準備、親の介護、特に子供が急に風邪をひいたのに仕事も休めなくて困られた経験のある女性陣は多いのではないでしょうか?

家庭における女性のワンオペの問題はもっと男性陣も理解すべきだともいます。

リモートワークなら自分のスタイルで仕事ができるの女性にとっては夢のような話ではないでしょうか?

しかしながら、リモートワークはメリットばかりではありません。

自分のスタイルで仕事ができるということはその分、仕事への責任も重くなります。

今までは会社にいる=仕事をしているで良かったのですが専門的なスキルがない人材はリモートワークが進んでゆけばスキルのなさが収入の低下に直結します。

最近は若くてもYOUTUBERやアフィリエイターなど家に引きこもりながら結構な金額を稼ぐ若者も増えてきていますので、自分に何ができるのか、自らで学んでスキルを上げていくという努力も必要になってくるので本当の意味で優劣の差が明確になってくると思います。

③地域を限定せずに優秀な人材が確保できる

住むエリアを考えなくても自由に仕事ができる

リモートワークは企業にとって非常にメリットが大きいでしょう。

現在は人材不足が当たり前になっていてどこの企業も人材確保に頭を悩ませんています。

リモートワークがもっと当たり前になればより優秀な人材を確保できるという時代が来るでしょう。

働き手からしても家の事情でどうしても転勤ができず、地元の企業でしか働けないという方もおられると思います。

しかし、働く場所が選べればもっと自分のスキルにあった企業が選ぶこともできますし、趣味がサーフィンや畑仕事なんて方であれば趣味を主体に生活スタイルを考えることも可能になります。

④駅近に住む必要性が薄れる

駅近に住む必要性が薄れる

近年は都心回帰の傾向が強く、駅近物件に人気があつまるのが現状です。

京都は東京ほどではないにしてもホテルや民泊の影響で田の字と言われる中京区、下京区などはとても一般の方が住宅用地として検討できるような金額ではありませんでした。

働き方が変われば通勤という概念がなくなるの基本的に駅近に住む必要性は薄れてきます。

少し話はそれますが通信も5Gの時代に突入してどんどん通信技術が発達してゆきます。

この流れからすると間違いなく車の概念が変わってきます。

この5Gの通信網は車の自動運転には欠かせない技術で、通信技術の発達を共に自動運転の技術もどんどん向上してゆくでしょう。

何が言いたいかというと車を所有するという考えが変わるということです。

あくまでも私の考えですが未来的には人間が車を運転するのではなく車が一人で走る時代がやってきます。

こうなれば、移動手段が現在の電車やバスを使うスタイルから無人タクシー(あるいは無人バス)などが常に道路を走っているのではないかと思います。

これはあくまでも私の主観ですから絶対そうなるかどうかは分かりません。

しかし、もしそうなれば駅近物件のメリットはほぼなくなります。

⑤子供と過ごせる時間が増える

子供と楽しむ時間が増える

これは私が最近、良く感じる事なのですが一人で仕事をするスタイルになるとどうしても公私の区別がつかなくなります。

というよりも、仕事とプライベートを自分の予定で組み立てができます。

私もサラリーマン時代は子育てを家内に任せっきりで女性が仕事と家庭を両立することの大変さなんぞ考えたこともありませんでした。(最近、家内にはよく嫌味を言われます・・・)

女性はぎりぎりの時間でお仕事をされていると思うのですがそれでも子供のお迎えが午後5時なんて感じだと思います。

自分が仕事をすることでわが子に不自由な思いをさせていると罪悪感をお持ちのお母さんも多いのではないでしょうか?

しかし、在宅で仕事ができれば子供がいる中でのお仕事はやりにくい部分は多いかも知れませんが少なくとも子供への罪悪感は減るでしょうし、能天気でワガママなご主人にイライラする回数も減るのではないでしょうか?

そうなってくるとお昼間に子供さんと過ごすことも多くなりますのでそう言った視点からの家選びも大切になってきます。

大人の事だけを考えればスーパーが近いほうが良いとか、駅近の方が良いとか、銀行や役所が近いほうが良いetc.でも、子供のことを考えると本当に便利なところが良いのかもっと自然が多いところの方が良いのでは?など視点も変わってくるのではないでしょうか?

まとめ

これから人口も減ってゆき、家余りの時代がやってきます。

働き方、生活スタイルなどご自身にどんな住まいが必要なのか?購入or賃貸という選択肢も視野に入れて住まい選びをすることが重要だと思います。