こんにちは。
京都で家を買いたい人の為に、住宅診断(ホームインスペクション)や瑕疵保険付きで仲介業務を行う不動産業者グラン・ワン株式会社の小管(こすが)です。
家を買おうと考えた時に、ほとんどの人は新築住宅がまず最初に頭に浮かぶのではないでしょうか。
最近は、新築でも安く建てられる!と謳っている会社もあり、新しい家に住めるのならやぱり新築かな?中古物件はリフォームでいくらかかるかわからないし、古い住宅なら欠陥があったら嫌だと感じる人も多いかもしれません。
住宅物件に関してはまだまだ情報が一般の方まで広がっていない為、大手などの営業マンにそのまま乗せられてしまい実際には損をしてしまう。
なんてこともあると思います。
私は、お客様には損をせずに納得した上で物件購入をして欲しいと思っています。
なので、もっとお客様に不動産への知識を持って欲しいと思っています。
そこで、今回は、新築と中古のメリット・デメリットをお伝えいたします。
新築のメリットとは?

新築住宅
新築のメリットで専門家やネットなどで調べと出てくるメリットをまずはあげてみたいと思います。
よく言われていることは、「購入時の税制優遇」です。
これは大きく3つあります。
・固定資産税(固定資産評価額×1.4%)の軽減
・登録免許税の軽減
・不動産取得税の軽減
このように前金が優遇されるのですが、もう一つのメリットが「瑕疵担保責任の権利」です。
これはどういうことかというと、販売した事業者が10年間の瑕疵担保責任を義務付けられていることです。
瑕疵とは、通常、一般的には備わっているにもかかわらず本来あるべき機能・品質・性能・状態が備わっていないこと。法概念としても用いられる(ウェキペディア)
つまり、土地・建物に何らかの欠陥や不具合があることです。
この責任を販売側が10年間責任を負いますよということです。
もう一つのメリットは、「新しいことへの価値」です。
新築物件は未入居物件なので、当然ですが購入者が初めての入居となります。
住宅は女性が主導権を握っています。
そうなると重要な部分は水回りなどに意識が向きますよね。
中古物件では、その辺での生理的なイメージでの拒否が強く新しさを求める人が多いとされています。
では新築のデメリットはあるのでしょうか?
新築のデメリットとは?
新築のデメリットで一番にあげられる点は価格が中古物件よりも高いという点です。
中古と新築では1000万以上の差がある場合が多いです。
また、予算を考えたら郊外立地などが多く、利便性を考えた時には不便さを強いられるでしょう。
最近では安さをウリにした新築販売もありますがその場合は、購入者のローンが組める上限もあり、かなり妥協した家になってしまいます。
せっかく新しい家なのに住み辛い、窮屈な家になってしまう場合もあります。
中古物件のメリット

中古住宅
中古物件のメリットは立地です。
新築物件と違ってすでにそこにある物件なので、ライフスタイルに合わせた住まいを探すことができます。
お子さんがいる方は、希望する学校の学区などで探したいが新築だったら見つけらない!ということもありますが中古であれば見つかることが多いです。
また、中古物件は価格が新築よりも安いことが大きな魅力でもあります。
費用抑えることができるのでリノベーションして自分の好みの住まいに作り替えることもできます。
中古物件のデメリット
中古での一番のデメリットは設備の古さです。
水回りなどは痛みやすくもあるので修繕費用がかかってくる場合もあります。
全体的なリフォームが必要になってしまうとせっかく安く見つけても高額になってしまうこともあります。
また、古い物件は耐震されていない場合もあり、場合によってはかなりの費用が必要となります。
もう一つのデメリット20年以上経っている物件は、住宅ローンが組めないこともあります。
住宅ローン控除の税制優遇も中古もあるのですが、築20年以内(マンションなど耐火建築物は築25年以内)、もしくは新耐震基準に適合することを証明できる建物に限られます。
最大のデメリットは、リスクヘッジができないことです。
個人間売買で取引される中古住宅では、現況有姿と言って売主の瑕疵担保責任が免責になる契約が取引の半数近くを占めます。
免責でない場合でも、売主の責任は引き渡しから3ヶ月程度に限定されること多く、買った後に欠陥や不具合があっても責任は買った側にあるのです。
このように新築でも中古でもメリット、デメリットはあります。
どこを1番のポイントにして検討するのか?によって大きく買い方は変わってくるのではないかな?と思います。
中古物件でもリスクを回避し損をしない購入方法もあります
予算的には魅力的だけど中古はリスクがあるから新築にするというかたも多いですし、中古を買って欠陥があって大きく損をしたというお客様もいらっしゃいます。
それは、不動産屋がお客様に不動産の知識をお伝えしないから起こってしまう事でもあるのではないか?と私は考えています。
では、中古物件でもリスクを回避し損をしない購入方法
それは、ホームインスペクション検査を行って事前に物件に欠陥がないか調べることができます。
購入前に知ることができればいいですよね。
また、中古物件でも瑕疵保険をつけることが可能です。
グラン・ワン株式会社はホームインスペクションは無償で行っています。
建物を検査し、瑕疵保険を付けることによって、お客様の安心、安全をお守りした住宅購入をサポートさせていただきます。
お気軽にご相談ください。
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