この度は当社のホームページをご覧頂きありがとうございます。
私はグラン・ワン株式会社の小管 尊治(こすが たかはる)と申します。
当社は一般の不動産仲介会社とは少し違う取り組みをしております。皆さんが思い浮かべる不動産会社といえば、不動産の売却を依頼したり、購入物件を探してもらったりというイメージではないでしょうか?
私は(株)ゼロ・コーポレーションという京都の大手不動産会社で15年間営業マンとして仕事をさせて頂きました。ご存知の方もおられるかも知れませんがゼロ・コーポレーションは自社で土地を仕入れて、建物を建てて販売するいわゆる売主の不動産会社です。
不動産業者が売主であれば、一般の消費者の方が買いたいと来られれば、売主と買主の直接取引になるので仲介業務が入らないため、仲介手数料は不要になります。
しかしながら、このことを知らずに仲介業者に物件を紹介してもらうだけで物件価格の3%+6万円+消費税という大金を支払って購入される方が全体の取引の3割~4割程度おられました。
しかも、仲介業者の仕事といえば契約書・重説を作成するだけです。小さい不動産業者になれば、この契約書・重説を作成する業務さえ売主業者に任せるケースも多くあります。
ただ、不動産の情報を買主に伝えて、買うと言ってもらえれば売主と買主の両方から仲介手数料を頂けるという棚ぼたのような仕事です。
私は不動産業界とはなんと閉鎖的な業界なんだと常々感じておりました。
このことは、新築だけではありません、中古物件もしかりです。中古物件を一般の方が買われる時は特に注意が必要だと思っています。
実は中古物件の取引においては特に注意が必要です。
不動産業者が売主の場合は大きな問題があれば責任を負わなくてはなりませんが一般の方が売主の場合となると、建物不具合は基本的に売主に責任はなく、何か問題があれば買主の負担で補修しなくてはなりません。
確かに法律でも売主が一般の方であれば、建物に問題があった場合は責任を負わなくてもいいという取引が認められています。
これが日本の不動産取引の現状です。
これでは、不動産を購入するという経験のない一般の方が武器を持たずに戦いに出るようなもので、非常に危険だと思います。
日本ではまだまだ不動産の情報公開が一般化されていません。
知識を持っていない人ほど損をしてしまうのです。
私は、このような業界の闇をクリーンに、もっと明朗にしていきたい!
そのように感じています。そして、そんな買主の不動産購入の不安を取り除くことができないかという事で当社独自のサービスを始めました。
グラン・ワン株式会社が提供するサービスは関西、京都府下で唯一のサービスです。
また、当社は「買う人の利益」を優先し、買主様に寄り添って仲介をする「バイヤーズエージェント」という立場をとっています。
バイヤーズエージェントとは何?
アメリカでは日本の様に同じ不動産業者が売主・買主の両方の仲介に入ることを禁じられています。理由としては両手仲介になるため消費者の利益が損なわれる可能性があるためです。
アメリカでは売主側の代理人、買主側の代理人として別々の会社が仲介に入ります。その時の売主側の代理人セラーズエージェント、買主側の代理人をバイヤーズエージェントと呼びます。
当社はバイヤーズエージェントと言って不動産の購入したい方に特化したサービスを行っています。
具体的なサービス内容
- 購入物件価格の調査
- 土地に問題がないかの調査
- 建物に問題がないかの調査
- 万が一、建物に問題が起きたときの保証
出来る限り不動産を購入されるお客様の不安を取り除きたいと考えておりますが、100%は難しいです。しかし、きちんと調査をして保証まで付けることによって、不動産を購入する際の不安のほとんどは取り除くことが可能だと考えております。
正直なところ、不動産業者には建築の知識はほぼありません。私の経歴は別の記事でご説明いたしますが、私は現場監督をしていた時期も長かったため建築の知識はそこそこあると思っております。なので、前職の時代に不動産の営業と話をしても、全く建築の知識がないと痛感しておりました。
京都市内広しといえども建物の調査を無料で行い、瑕疵保険の提案までする不動産業者は当社だけだと思います。
しかしながら、当社の考えの合わないお客様もおられる思います。当社は基本的には不動産の情報を紹介しておりません。
その理由としてはこのインターネットが普及しているご時世に物件紹介をすることはナンセンスだと考えております。わざわざ、不動産会社に足を運んで、「物件紹介をお願いします。」というお客様がどれだけおられるでしょうか?
現実的に考えれば、不動産業者に行く前にSUUMOやアットホームで物件を探す方がよほど手っ取り早いですし、情報も不動産業者のものとほぼ変わりません。実際、私が昔からお付き合いのあるお客様に頼まれてどうしても物件を探さなくてはならない時にもこのポータルサイトを良く利用しているほどです。
私に言わせれば未だに物件情報を紹介している不動産業者は、時代遅れも甚だしいと思っております。物件の調査に時間を使ったほうが効率的だと考えております。
当社の具体的なサービス内容のご説明をします。
当社事務所にて今後の流れなどについてご説明させて頂きます。
STEP1 ご希望のご予算、間取り、エリアなどをヒアリングさせて頂き、お客様のニーズの把握をさせて頂きます。 | |
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STEP2 土地や建物をどうやって調査するのか?また、どのような保証をお付けするのかをご説明いたします。 | |
・もちろん、ご説明させて頂いた上でグラン・ワンに仕事を依頼して頂くかどうかはお客様のご判断で結構です。「事務所まで来てお断りするは気が引ける」などというお気遣いはご無用です。逆に納得のいかない状態でお仕事をお引き受けしても、後で必ずトラブルになると思っておりますので、本当にご納得いただいた方だけお仕事をご依頼頂きたいと考えております。
当然ですがお仕事をご依頼頂くまではご住所もお電話番号もお伺いいたしませんので、不動産でよくある、突然の訪問や迷惑電話なども一切いたしません。 |
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STEP3 気になる特定の物件をご連絡して頂きます。 | |
お客様が【SUUMO】【アットホーム】【HOMES】などのポータルサイトやチラシ、他社の不動産業者情報などから気になる物件を探してご連絡頂き、当社で物件を預かっている不動産会社を調べて詳しい情報を入手します。 GoogleMapやストリートビューで物件の外観や周辺状況、道路状況を確認します。 |
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土地情報レポートの作成をさせていただきます
土地情報は、地震・災害などその土地の見えないリスクを知ることができ、地盤や自然災害のリスクが一目でわかります。
土地の成り立ち、地盤に関する情報、液状化に関する情報、浸水・土砂災害の情報などから、その土地での安全性を評価し、安心して住める場所かどうかという情報をお客様に公開いたします。
この資料はジャパンホームシールドという地盤調査に特化した企業が作成している情報です。

土地の成り立ち

昔の航空写真が載っていて昔、その対象地が沼地であったりなど地盤が弱かったかのでは分かります。
地盤に関する情報

対象地がどのような地形なのか?またジャパンホームシールドさんが近隣で地盤調査された実績が記載されています。
液状化に関する情報

液状化の可能性とその対応策が記載されています。
浸水・土砂災害の情報

豪雨の際に対象地にどれ程の水位が上がってくるのか?また、土砂災害の可能性の有無が記載されています。
非難施設に関する情報

自然災害時の避難場所が記載されています。
このように、
周辺の成約事例や現在、販売中の不動産情報から不動産価格の相場をチェックします。
資料や不動産業者へのから分かる範囲で物件に問題がないかなどのチェックをします。
- 再建築が出来ないなどの問題がないか?
- 前面道路に問題がないか?
- 取引条件に問題がないか?
- 心理的瑕疵がないか?
など
このような調査をしながら候補となる物件を少しづつ絞り込んでゆきます。
絞り込んだ物件の現地調査をします。
絞り込むまではデータでの調査のみを行いましたが、実際の購入の候補となる物件は目で見て確認に行きます。
現地に行かないと分からないようなゴミ収集場所の確認や周辺に違法駐車車両、倒壊の恐れがあるような古家がないか、建物の越境などがないかなどの確認をします。
お客様と共に最終的に候補に残った物件を内覧します。
当然ですが買主様には室内をご覧頂き、陽当り・美観的なことや風合い的なことも含めご確認頂きます。
同行する私は可能な限り目視で確認できる調査を行います。
雨漏りの跡があったり、床の傾きが大きかったり、基礎部分に許容範囲を超えるようなひび割れなどがあるようであれば、買主様に伝えて、場合によってはこの段階で候補から外すこともあります。
買主様が購入したいと思われる物件に対して、売主側に買付証明書を提示する際に購入の条件として提示し、了解が得られたのちに本格的な建物調査に入ります。
詳細な物件調査します。
登記簿謄本で対象物件や前面道路の権利関係を調査したり、測量図や筆界確認書の有無などを確認します。
京都市内では不動産は測量図や筆界確認書がないケースがよくあります。筆界確認書まではなくとも、境界がはっきりしていない土地は後々のトラブルになる可能性がありますのでこの辺りは売主側の仲介業者さんとやり取りをして確認します。
対象土地が建物の建て替えができる土地なのか?
たまに前面道路が【非道路】と言って建築基準法上では建て替えができる道路でなかったり、建て替えするのに必要な道路と敷地と接道長さが足りなかったりすることがありますのでこの辺りも調査します。
大手の仲介業者であれば、頼りないということはないと思いますが、年配で世間でいうイメージの「不動産屋」と言われる類の業者がたまにですがおられます。
その場合は、なかなか調査をしてくれない場合もあるので、売主側の仲介業者が頼りない時は当社が市役所に足を運んで、調査をするケースもあります。
この調査が終わらないと安心して契約に臨めませんので、調査後、対象物件に問題がないことが確認できた段階でお申し込みに進みます。
売主側に買付証明書を提示して契約の段取りを進めてゆきます。
購入希望金額やその他の希望条件などを整理して買付証明書を発行します。
中古物件の場合、この際に建物の検査をさせてもらうことを条件に入れるのですが、売主が建物の検査を拒むことが少なくありません。理由としては契約前に建物の不具合が見つかると後々、法律上その不具合部分を修繕しないと契約時に「この建物にはこういった不具合があります」と告知しないといけなくなるからです。
検査の趣旨自体を分かっていない売主様もおられるので、きちんと説明をすればご理解頂けるケースもあります。
STEP4 契約後、既存住宅瑕疵保険に加入します。 | |
グラン・ワンでは中古物件でも不具合を保障できる瑕疵保険をご提案します。 |
STEP5 物件のお引渡し | |
このような進め方になりますので、お客様とのファーストコンタクトから成約まで数か月かかることはよくあります。
当社が物件をご紹介しないのは調査などに時間がかかるため、こちらかの営業活動がほぼできない状態です。
当社の方針のご賛同頂けるお客様にはお役に立てる会社だと思っております。
このように、グラン・ワンでは、お客様の安心・安全を先に担保できるように調査をしっかり行っています。
住宅の調査、土地の調査は、長く安全に暮らしていただく住まいを見つける為には必須の要素ではないかと思っています。
安心、安全、快適に過ごせる不動産を買いたい!とお考えのお客様は、お気軽にご相談ください。
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