不動産屋が教えたくない中古住宅の瑕疵保険の必要性とは?

不動産業界はいまだに閉鎖的な業界でまだまだお客様に広く知られていないことが沢山あります。

今からご紹介する「中古住宅の瑕疵保険」も同様に、中古物件でも入れることを知らないお客様はとても多いと思います。

中古住宅に保証が付けられることをご存知でしょうか?

201841日の宅地建物取引業法の改正で不動産業者は売主および買主と媒介契約を結ぶときに「建物状況調査(インスペクション)をしませんか?」と告知しないといけなくなりました。

ですが、現実的にはこの制度はほとんど機能していません。

インスペクションが機能しないことで、中古住宅の瑕疵保険がお客様へなかなか伝わっていないのです。

これからその理由をご説明いたします。

建物状況調査(インスペクション)制度が日本ではなかなか機能していない理由

家族構成の変化、環境・経済状況の変化など、ライフスタイルの変化に伴って住まいを売却するのには様々な理由があります。

1.売主はインスペクションに消極的

売主は自分の家に不具合が見つかることを嫌がります。万が一、雨漏りが見つかれば家の価値が下がりますし、値引き交渉の材料にもなります。

 

2.不動産仲介業者は売主を保護したがる

これは売主を大切にする方が不動産業者のメリットが大きいからです。今までの不動産業界の仕事のやり方は売り物件を預かった業者は広告に掲載しておけばいずれ買いたいというお客さんから連絡が入り、勝手に売れてゆきます。この場合、仲介業者は両手取引と言って売主からも買主からも手数料がもらえます。また、自社で買主を探せなくても他社が買主を見つけてくれるだけで売主から手数料がもらえます。だからどうしても売主よりの考え方になります。

 

3.主が契約までこの制度を知ることができない

上記にも書きましたがこの制度の告知をする時期が媒介契約を結ぶ時になります。

売主はあらかじめ不動産業者と媒介契約を結びますが、買主は契約時にろくに説明も受けずに「この書類にもサインと押印をくださいね」という感じで媒介契約を結ぶことになります。

媒介契約というのは売主が不動産業者に不動産を売ってください、買主が探して下さいとお願いするために結ぶものなのですが、買主に媒介契約を結んでもらう意味は正直、ほとんどないように感じています。契約時に建物状況調査(インスペクション)が出来ますよと言われても今更といった感じになり、ほとんどスルーする感じで説明が終わってしまいます。

以上の理由から建物状況調査が一般の方にほとんど浸透していません。

私もこの業界に20年近くおりますが、不動産業界は他業種と違い本当に変な業種です。せっかく「この物件を買いたい」と言ってくれるお客さんがいるのに、少し面倒なことを言おうものなら「面倒な買主はお断りです」と本当に申し込みを断わります。

確かに神経質な買主さんがいるのも事実です。以前はそんなことまで気になるの?と思うときもありました。

今考えれば我々不動産業者は日々高額な商品を扱っており、お客様が家を買うのが当たり前のようになっています。しかし、ほとんどの方にとっては「一生に一度の大きな大切な買い物」です。神経質にならないほうがおかしいと思います。

そのことに気づき私は、買主さんの利益をまずは考えて、買主さんの不安や不動産業者に対する不満を解消できないか?と考えました。

それが、住宅調査であるホームインスペクションや、バイヤーズエージェントなど、当社が行っていることです。これらは欧米では当たり前なのですが、日本ではまだまだ行われていません。

その理由は、日本は、新築信仰があると言われており、中古物件の情報は全く開示されていないのが現状です。

まだまだ日本は不動産後進国だと感じます。

関連記事

なぜ日本人は新築好きで欧米では中古物件が当たり前なのか?

中古住宅の瑕疵保険をお伝えする前に、中古住宅市場の現状をまずは知っていただきと思います。

中古住宅市場の現状

出典:国土交通省(中古住宅市場の現状)

全不動産流通量に占める中古住宅の流通量の割合は

日本     13.5

フランス   59.4

イギリス   71.1

アメリカ   90.3

いかに日本の不動産市場が新築住宅中心になっているかが分かると思います。

しかしながら、中古市場がほとんどを占めているアメリカでも1950年~60年代には新築ラッシュがありました。70年代に入るとこれらの新築が少しづつ中古住宅として出回るようになりました。ですから、日本でもこれから中古住宅がもっと不動産取引の中心になってくると思います。

その理由は、これから日本は空き家が800万戸あるという事実です。

新築を建てる土地には限界もあります。そうなれば比較的良い立地に建っている空き家などの活用はこれからもっと活発になり中古物件も今以上に取引が多くなっていくでしょう。

そこで知っておいて欲しいのが、中古住宅の保険でもある、「既存住宅瑕疵保険」です。

中古住宅の保険「既存住宅瑕疵保険(きぞんじゅうたくかしほけん)」とは?

既存住宅瑕疵保険に加入するためには、上記でご説明した既存住宅建物状況調査を行い建物に不具合がないことを確認する必要があります。

建物に問題がないことが証明され、おまけに雨漏りなどの不具合が起こった時には保険で補修がしてもらえるという事になります。

既存住宅瑕疵保険について詳しく知りたい方はこちらの記事をご参照下さい。

中古物件購入後のトラブル時に救世主?「既存住宅瑕疵保険」ってなに?

グラン・ワン株式会社はお客様の安心・安全を考えた不動産購入をサポートいたします!

グラン・ワンでは、買主様の利益を守るバイヤーズエージェントという制度をとっています。

それだけではなく、京都府下でも唯一とも言える、住宅調査であるホームインスペクションを中心に、既存住宅瑕疵保険を無料でお付けする仲介を行っています。

お客様の利益とは、何も金銭だけではありません。

長く住んでいく、安心、安全に暮らせる、快適に暮らせる。このような利益というのもあります。

お客様が不動産を購入する際に「買ってよかった!」と言っていただけるようにサポートいたします。

中古物件の購入はもちろんホームインスペクション(住宅調査)や既存住宅瑕疵保険についてもお気軽にお問合せください。